次に統合開発環境(Integrated Development Environment :IDE)として何を使うか?
ひとまずEclipseにプラグインを入れ込んでいけば何とでもなるのだけど、余分なプラグインで重くなるのは嫌なので、とりあえず出来上がってる開発環境を使おう。
WebアプリケーションということでHTMLやCSSの編集機能は絶対必要になるので、HTML/XML/CSS/JavaScriptの統合開発環境であるAptanaを候補に考えていたら、Pythonの開発用プラグインとしてPyDevがあるようです。他にもRuby On Railsの開発用プラグインとしてRadRailsがあったり、Adobe AIRの開発用プラグインがあったりと、Webアプリケーション開発環境としてはかなり充実している様子。
Windows環境へのインストール手順と利用方法は以下の通り。
1. Aptanaをダウンロード
Aptana Studioのサイトからイメージをダウンロード。今回は"Standalone Version"を選択
2. インストーラーを実行してインストール
1でダウンロードしたAptana_Studio_Setup_2.0.5.exeをダブルクリックしてインストール
3. Aptana起動
インストールが完了したらデスクトップにできたAptana Studio 2.0のアイコンをダブルクリックして起動
4. Aptana My Studioの表示
Aptanaを起動するとMy Studioというタブが表示される。もし表示されていなければメニューバーのウィンドウ->My Studioで表示される
5. PyDevのインストール
My StudioタブでPluginsという項目をクリックし、その中のPlatformタブのAptana PyDevの"Get it"をクリックするとプラグインのインストールウィザードが起動する。
PyDevの項目にチェックを入れて"Next >"。(PyDev Mylyn Integrationはオプション)インストールするプラグインの一覧が表示されるので確認して"Next >"。プラグインの使用許諾が表示されたら中身を確認して問題がなければ"I accept the terms of the license agreements"にチェックを入れて"Finish"。再起動したらインストール完了。
6. PyDevのパースペクティブ(開発画面)を確認
Aptanaが再起動したら右上のパースペクティブの選択項目の中に"PyDev perspective"画追加されているのを確認し、クリックしてPyDevパースペクティブを開く。もし追加されていなければ"Open Perspective"のボタンをクリックしてPyDevのパースペクティブを開く。
これでインストール完了なので、あとは.pyのファイルをドラッグ&ドロップで持ってこればコードアシスト機能が使えるようになる。
次回はこのPyDevを使ってGoogle App Engine Projectを作成してみよう。
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