"Inspired日本語版第2章 プロダクトマネジメント VS. プロダクトマーケティング"より
プロダクトマネージャー 作りたい製品を詳細に定義することと、実際のお客様やユーザーとともに製品を検証する
プロダクトマーケティ ング 世界に向けて製品について語ることだ。この任務には、市場における製品の位置づけを明確にすること、製品に関する情報発信、価格設定、新製 品の発売の管理、販売チャネルで製品を売り込むためのツールの提供、そして、オンラインマーケティングや市場関係者に対するマーケティングなどの主要な マーケティング活動を指揮することも含まれる。
○よくある3つの間違い
マーケティング主導の製品である:プロダクトマーケティングマネージャーとかプロダクトマネージャーという肩書 きの人は置かれていて、市場の要請に応えるという任務を負っている。それはよいのだが、詳細な製品要求の決定や製品を「見つけ出す」過程でなされるはずの 難しい判断の多くをすっ飛ばして、いきなり製品開発がエンジニアリングに回されてしまうという状況である。(しかも、よくあることなのだが、ユーザーエク スペリエンスデザインを無視してしまう。この点は、別のトピックで扱う。)一つの役割に二人の担当者がいる:全社的な観点からビジネス判断をするプロダクトマーケティング担当者と、個別の製品についての判断をするプロダクトマネージャーとの間で、その製品を定義する役割がブ分割されてしまうという状況である。
一人で二つの役割を兼務している:プロダクトマーケティングマネージャーが、プロダクトマネージャーを兼務しなければならない状況である。(この人は、プロダクトマネージャー、プロダクトマーケティング担当などと呼ばれたりする。)
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